いくえみ綾さんの漫画が原作のドラマ「いとしのニーナ」。
1話は、幼なじみで親友のマサの「青田新名を拉致った」という衝撃発言からスタートするのですが、その連絡を受けた厚志はどうする!?
高校生たちの不器用だけど純粋でまっすぐなラブストーリーが始まります。
今回はドラマ「いとしのニーナ」1話のネタバレ・感想をご紹介します。
ドラマ「いとしのニーナ」1話あらすじ
親友のマサ(望月歩)から呼び出され向かった先で、「清流女学園の青田新名を拉致りました」と言われた外山厚志(岡田健史)。
そこには本当に青田新名(堀田真由)がいて、手足を縛られ、口をガムテープでふさがれた状態で泣いていた…。
幼い頃からマサのことを知っている厚志は、マサがひとりでこんなことをするとは考えられなかった。
誰か共犯者がいるに違いない…。厚志はマサに共犯者について尋ねるが、答えようとしない。
そこにメールが届く。その差出人は、学校一の不良・牛島清貴(笠松将)。
牛島が関わっていると気づいた厚志は、マサにニーナを連れて逃げようと提案するのだが…
ドラマ「いとしのニーナ」1話ネタバレ
では、「いとしのニーナ」1話のネタバレをご紹介します。
登場人物
- 外山厚志(岡田健史)
- 青田新名(堀田真由)
- 押川正行(望月歩)
- 森岡麻美(長見玲亜)
- 牛島清貴(笠松将)
ニーナが自分の目の前に…
「拉致った。清流女学園の青田新名を学校帰りに拉致りました。」
親友のマサにそう言われた厚志は、目の前の光景に愕然とする。
アパートの部屋で、毎朝通学バスで見かける憧れの青田新名(通称ニーナ)が手足を縛られ、口をふさがれてわめいているではないか。
「コーヒーでも飲む?」と冷静なマサに対して、現状が理解できない厚志。
どうしてニーナを拉致したのか聞くと、「付き合ってほしいと言ったら嫌だと言われたから。こんなに好きなのに!」と話すマサ。
とりあえず、厚志だけが部屋に戻りニーナに「必ずうちに戻すから、テープをはずしても大きな声で騒ぐな。」と言い、テープを外すと…
「誰か、助けて!」と大声で叫ぶニーナ。
慌てた厚志がニーナの口を手でふさごうとすると、意識を失って倒れてしまった…。
焦る、厚志。
そこへマサが戻ってきて「こいつ騒ぐだろー。ダメだダメだ。」と言って、またテープを口に貼ろうとする。
「やめろよ!苦しいだろうが。」と止める厚志。
ニーナへの思い
厚志とマサは、いつもバスで出会うニーナに憧れていた。
ある日、いつものようにバスでニーナに見とれていると、マサから彼女の名前が「青田新名」だということを知らされる。
厚志が「ニーナ…」とつい名前を口に出した時、ふとニーナがこっちを見た。
マサがピースサインをしてみると「何あれ?バッカじゃないの?」と、ニーナの友人・麻美に言われてしまう。
厚志とマサとニーナとの関係は、それくらいのものだった。
それが、今では…目の前に拉致したニーナの姿が。
ニーナの本性
厚志がマサに、「正行」という名前に恥じないような行動をとるように説教していると、ニーナが目を覚ました!
マサが急いでニーナの口にテープを貼ろうとすると、「やめて。お願い…。」というニーナ。
「大声は出さないし暴れない、あんた達のことは誰にも言わないから、だからお願いうちに帰して。」と言うがマサは「それはダメだ」とニーナの要望を突っぱねた。
厚志は、マサがこんなことを一人でするはずがないと思っていた。
他に共犯者がいるんじゃないか?と尋ねるが、マサは答えない。
それどころか厚志のことをバカ呼ばわりし、2人は言い争いに。
すると…
「わかんねーのはおめえだボケ!あー、キモイ。あー、キモイ。どうせお前らの頭の中、妄想だらけでまともに女なんて相手したことないんだろ。キッモい。力づくで何とかなると思ってるし。バカじゃねぇ。」と吠えるニーナ。
ニーナのあまりの変わりように驚く厚志とマサ。
するとそこにメールが。
それは学校一の不良牛島からだった。
ピンチ到来!
牛島が関わっていると気が付いた厚志は、マサにニーナを連れてみんなで逃げようと提案する。
だが、玄関から牛島の声が!
急いでベランダからニーナを出し、厚志はマサに逃げるよう声をかけたのだが、マサはここに残ると言い…。
牛島が部屋に入ろうとした時、厚志は下に飛び降り、ニーナの手を取って走って逃げた!
マサは「大男がやって来てニーナを連れて行き、厚志はそれを追って出て行った」と苦しい説明をするのだが…牛島にはバレバレだった。
駅前まで逃げてきた2人。
だが、ニーナのかばんは、さっきのアパートに置いてきたまま。
厚志にお金を借り帰ろうとするニーナに「青田さん大丈夫?1人で帰れる?」と声をかける。
だが、「助けてやったとか思ってたらぶっ殺してやる。」と言い、ニーナは帰って行った。
すると、そこに牛島から「いつ帰ってくるの?」とメールが。
厚志はそれを無視した…。
翌朝…
翌朝、スマホを見ようとすると電源を切っていたことを思い出した厚志。
急いで電源を入れると、そこには牛島とマサからの大量のメールと着信が…。
慌ててマサに連絡すると、とりあえず昨日は無事に帰れたそうだ。
だが、また何か悪だくみをしているようで、それを聞いた厚志はマサに説教をし始める。
そんな厚志を、マサは「よく言うよね。牛島が怖くて携帯の電源切ってたくせに。」と非難し、電話を切った。
いつも通りバスに乗っていると、ニーナの友人・麻美から「ニーナのこと知らない?」と声をかけられる。
慌てる厚志の様子を見て、事情を知っていると察した麻美は、夜ニーナに連絡をしたら知らない男が出て「ニーナちゃんは籠の中」と言われたことを話す。
麻美がその後、ニーナの自宅に電話をしたら「もう寝ている」と言われたため、無事であることはわかったのだが、何かあったことを感じ取っていた。
詳しく話しを聞きたかったが、バスが清流女学園前に着いてしまった。
すると麻美は「放課後、井の頭公園集合。来なかったらあんたらのこと学校にチクるから。」と言い、バスを降りて行った。
牛島につかまる
マサに電話をかけるが、出ない。
そんな時、厚志の前に牛島が現れ屋上へと連れて行かれる。
「飛んでみる?あのアパートから飛んだみたいに。」と言われ、ビビる厚志。
「貸し…な。今度、ウソついたら殺すよ。」そう言って、牛島は去って行った…。
麻美の計らい
約束通り、麻美のところへ行く厚志。
麻美はさっき牛島からニーナの荷物を受け取ったことを話す。
「何なのあいつ?言いなさいよ、何があったか。」と言われ、全てを話した。
その頃、ニーナはベッドに横たわりながら縛られた跡のついた手首をじっと見ていた…。
話しを聞いた麻美は怒りをあらわにし、厚志を連れてニーナの家に行くと言い出す。
「行けるわけない」と厚志は拒むが「あんたがこのまま一生ニーナに会わなかったら、あの子にとってあんたはとりあえずは助けてくれたけど、訳の分からない不気味な男のまんまなんだよ。このままでいいのかな?私だったら絶対に嫌なんだけど。」と言われ、一緒についていくことにした。
謝る厚志に、厚志が持ってきたケーキをぶつけるニーナ。
マサは本当はいい奴で、牛島に言われたからニーナのことを拉致ったのだと思うと話しをするが、「いい奴だから許せって?」とさらにニーナを怒らせてしまう。
(いいや、もう…もう終わりだ…。終わりだ終わり。バイバイ、あこがれのニーナ。)
厚志は心の中でそうつぶやき、ニーナに頭を下げて帰ろうとした。
すると、「責任取ってよ!あんたが私を守りなさいよ!牛男の魔の手から守りなさいよ!」と命じられたのだった。
▼「いとしのニーナ」2話ネタバレはこちら▼

ドラマ「いとしのニーナ」1話感想
原作はまだ最初のところしか見てない状態で、ドラマの1話を視聴したのですが、原作通りに作られている印象を受けました。
岡田健史さんのお芝居は「中学聖日記」以来、初めてみたのですが、男らしさが出てきましたよね!
堀田真由さんを始め、他の役者さんたちの演技もうまいので、24分という短いドラマですが話の内容に引き込まれてしまいました。
特に、バスの中では美しくキラキラと輝いて見えたニーナちゃんが、実はすごい暴言を吐く女の子だったというギャップ!
堀田真由さんが見事に演じていて、このニーナの違いはぜひとも映像で見て欲しいです。
拉致犯の1人と思われていた厚志が、2話からはニーナを守る役目を仰せつかったわけですが、牛島からニーナを守ることなんてできるのでしょうか?
ついその場の雰囲気に流されてしまう厚志が男を見せることができるのか…期待したいです!
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