ドラマ「犯罪症候群Season2」1話のネタバレと感想をご紹介します。
親代わりにかわいがってきた妹を殺された武藤。天涯孤独の身で、唯一愛した恋人を殺された鏑木。同じ大切な女性を殺された2人の男。
Season1では、武藤を主軸に描いていましたが、Season2では鏑木を主軸にストーリーが進んでいきます。
1話から衝撃的な展開を迎える「犯罪症候群 Sason2」。
鏑木・武藤・環の3人がどのように『復讐の是非』と向き合っていくのか…!?
では、ドラマ「犯罪症候群Season2」1話のネタバレ感想をご覧ください。
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ドラマ「犯罪症候群 Season2」1話あらすじ
まずは、「犯罪症候群 Season2」1話のあらすじをご紹介します。
ビルから転落したと思われる少年の遺体が見つかり、本庁から所轄に左遷された鏑木(谷原章介)も現場検証に立ち会う。この件は事故死として処理されるが、警視庁の環(渡部篤郎)は不審に思っていた。環は武藤(玉山鉄二)を呼び出しある資料を渡す。それはこの1年で起きた「4人の死亡事故記録」だった。4人には殺人歴があり、彼らの死はすべて“事故死”として処理されていた。そして、今回転落死した少年にも殺人歴があった。
ドラマ「犯罪症候群 Season2」1話ネタバレ
では、早速ドラマ「犯罪症候群 Season2」1話のネタバレをご紹介していきます!

転落事件発生
ビルの屋上から転落した少年の遺体が見つかり、所轄に左遷された鏑木(谷原章介)は、現場検証に立ち会う。
少年たちはよく屋上で飲んでいたそうで、今回死亡した少年は中学2年の時に担任教師を刺し殺したという過去があったという…。
遺体を転落現場からじっと見つめる鏑木。
犯罪被害者遺族の集会
(場面は変わり、被害者遺族の集会にて)
大切な息子を中学校の同級生に殺されたという父親・梶原知之(野間口徹)は、この会に参加したばかりで、当時の様子を涙ながらに語った。
容疑者たちは、未成年というだけで少年院から1年で出所。人を殺しているというのに反省もせず、罪も償わず、学校にも警察にも守られ…。
「こんな理不尽なことがあっていいのでしょうか?」と訴える。
そんな梶原にハンカチを差し伸べる会員の矢吹響子(木村多江)。
事故死は本当か?
警視庁の環(渡部篤郎)は、武藤(玉山鉄二)を呼び出し、ある資料を渡す。
それはこの1年で起きた「4人の死亡事故記録」だった。
2人が交通事故、1人は川での水難事故、1人が転落事故。
この4人全員が未成年で、さらに殺人歴があることがわかっている。
今回、新たに階段からの転落事故で亡くなった少年も未成年で過去に殺人歴あり…。
そして、彼らの死はすべて“事故死”として処理されていた。
一連の事件に裏があると感じた環は、武藤に事件について調べるように依頼する。
新たな事件
成徳病院に勤務する看護師の小島和子(手塚理美)は、勤務後にとある大学へ行き、一人の青年の後をつけていた。
その青年が一人になった時、人気のない道でトラックが来るタイミングを見計らってその青年を突き飛ばした和子。
青年がトラックに轢かれたことを確認すると、その場から逃亡した。
交通事故現場へと向かった、鏑木と北嶋(阿南健治)。
被害者は吉岡幸太郎、19歳。
トラックの運転手は、「被害者の後ろにいた女が突き飛ばした」と話すが、女性の特徴などは一切覚えておらず、目撃者も見つからなかった。
被害者は重体だったが、なんとか一命は取り留めた。
少年犯罪を考える会
武藤は『少年犯罪を考える会』に辿り着き、この会に5人の加害者が起こした事件のうち2遺族が参加していることを突き止めていた。
この会を通じて、被害者家族が繋がっている可能性があると環に報告。
発起人は、牧田浩文(板尾創路)で、1人息子を同級生によって殺されたという。
そして牧田の息子を殺した加害少年は、交通事故によって死亡していた…。
牧田の家で…
『少年犯罪を考える会』会員の矢吹響子と、入会して間もない梶原は、牧田の家に招かれていた。
そこで、梶原は亡くなった息子のことを話し、「どうしてあいつらはのうのうと生きているのか…」と無念を語る。
そんな梶原に牧田は「わかりますよ。私もそうでしたから。犯人が死ななかったら、今でもきっと苦しみ続けていました。」と話す。
加害者が交通事故で亡くなったと聞き、驚く梶原。
その時、響子が「梶原さん、牧田さんが羨ましいですか?加害者を殺してやりたいと思いますか?」と尋ねる。
「毎日、毎日、思ってるに決まってるじゃないですか。必死に考えまいとしてるんですよ!」と憤る梶原。
そんな梶原に、「彼女の言葉に腹を立てちゃいけない。私も最初は耳を貸さなかったが、今は彼女に任せた自分の選択は正しかったと確信している。」と言う牧田。
「任せたってどういうことですか?」
「息子さんをリンチした9人全員は無理かもしれません。でも、主犯格の2人なら…。もちろん2人が心から反省して、更生して、やり直そうとしているなら別です。でも、そうでないなら…2人は事故で死ぬかもしれません…。」という響子。
「事故…で?」そう言って、梶原は矢吹と牧田の顔を見る。
「梶原さんがお望みなら、息子さんを殺した2人には天からの罰が下ります。」
聞き込み
鏑木と北嶋は、被害者が勤務していた喫茶店で聞き込みを行っていた。
マスターによると、被害者はとても良い青年で、客とのトラブルもなかったと言う。
進展なしか…と思われたところ、喫茶店内にいた女子高生の顔色が変わったことに気付いた鏑木。
話しを聞いて見ると、その女子高生は青年のことが好きなのだが声をかけることができず、いつも後をつけていたのだと言う。
すると自分の前に、中年女性が青年の後をつけていることがわかった。しかも1週間のうちに2回も…。
鏑木は怨恨の線を探ってみたが、青年については良い話しか出てこず、恨まれるような人物ではなかったようだ。
武藤を訪ねる
武藤の探偵事務所を久しぶりに訪ねた鏑木は、「まだあいつ(環)の下で働いているんだろ?」と心配をする。
だが、武藤は「環からの依頼は裏稼業で、環に利用されているのもわかっています。私も環を利用しているんです。今更さら刑事に戻れないなら、環の力を使ってでも犯罪者を逮捕する。それが私の背負い方なんです。」と答える。
「お前が選んだんならそれでいい。苦しくなったら会いに来いよ。」鏑木はそう言って帰って行った。
加害少年のその後
息子を殺害され憔悴しきった妻の姿を見つめる梶原は、意を決して連絡を入れる。
牧田から梶原からの依頼を聞いた響子は、息子を殺害した主犯格の少年2人を調査し、自動車工場で真面目に働いている様子を目撃。
きちんと更生しているかのように見えた2人だったが、響子が後を付けていたことに気付き、響子に襲いかかった。
幸い通りかかった人によって助けられたが、2人は更生どころかまた犯罪を犯すところだった。
怒りに震える響子。
臓器提供
鏑木と北嶋の捜査は進展せず…。
その時、被害者の青年の治療が打ち切りになり、脳死判定に入るとの連絡が入る。
青年が「臓器提供」の意志を示していたことを思い出した鏑木は、犯人の目的が臓器なのではないかと北嶋たちに話す。
その時、スマホをじっと見つめ祈るように待つ和子の姿。
和子には息子がおり、心臓移植のドナーを待っていたのだ。
だが、被害者は事故にあった時に鼓膜が破れてしまっていて、脳死判定を受けることはできなかった。
ひどく落ち込む和子を見た息子は「いつか順番来るよ。そのうちきっと、俺の順番来るから…」と、声をかける。
それを聞き、声を殺しながら泣く和子…。
武藤からの報告
その後の調べで、5人の被害者遺族全員が『少年犯罪を考える会』に参加していたことがわかった。
この会を通じて、遺族は繋がっていたことになる。
遺族はみんな普通の人たちだ。事故に見せかけて殺人を行うなど到底無理なこと。
そこで、武藤は環がどうして今回この件を自分に依頼してきたのかわかったと話す。
そして「今回の事件には、”遺族の代わりに復讐をしている人間がいる”そう思っているんじゃありませんか?」と尋ねた。
それに対し環は「復讐のための殺人を請け負う人間なんて、いてもらっては困るんです。」と言い、その”職業殺人者”を探すように依頼した。
響子が依頼している人物とは?
響子は、家を訪れてきた1人の男に、「この前の分」といって500万もの大金を渡した。
そして「ごめんなさいね。あなたの管轄でやらせてしまって…。」と話す。
そう、”職業殺人者”の正体は、鏑木だったのだ。
新たに2人の男の殺害を依頼する響子。
その後、鏑木は依頼通り、梶原の息子を殺害した少年2人を、シンナー中毒による事故死と見せかけて殺害したのだった…。
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ドラマ「犯罪症候群 Season2」1話感想
環が追う”職業殺人者”が実は、鏑木だったとは!1話早々から驚く展開となりました。
でも考えてみれば、鏑木も少年犯罪被害者遺族なので、彼らの気持ちが痛いほどわかるわけなんですよね…。
小百合が亡くなった時、感情をあらわにする武藤とは正反対にずっと感情を表に出していなかった鏑木。
その怒りや悲しみが、このような形として出てきたのでしょうか。
個人的には、響子がどのような人物なのか、また和子が息子のためにまた起こすであろう犯行が気になります!
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